teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:51/6471 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

織田信長

 投稿者:余湖  投稿日:2020年 1月25日(土)05時56分20秒
  通報 返信・引用 編集済
  信長を演じていたのは高橋英樹であった。この信長もまた印象深く、信長ってこんな人だったんだろうなあと思い込んでしまったものである。

高橋英樹の信長は、風貌颯爽としているだけでなく、声が朗々としており、いかにも乱世の英雄的な人物であった。

ただ、光秀を怒る時の頬をぴくぴくさせる演技は怖かった。

主義主張ははっきりとしており、自分のイメージする信長像はこれによって決定づけられたような気がする。

おそらく高橋英樹が役者としてメジャーになったのは、この信長役がきっかけなのではなかろうか。

自分は「この人って本当に信長らしいよね」と言っていたものだが、そういうと家族は「いや、本当に信長らしいのは高橋幸治だ」と口をこぞって言っていた。


高橋幸治は、さかのぼること8年前の大河ドラマ『太閤記』によって信長を演じた人物であり、その信長役は全国的に評判になったらしい。

本能寺の変が近づいてくると、全国から「信長を殺さないでくれ」という嘆願署名がNHKに山のように届けられたというエピソードが残っている。

さすがに昭和40年の『太閤記』はまったくとしてよいほどに記憶がなく、その時の信長がどのようであったかは思い出すことができなかった。

後に『黄金の日々』で『太閤記』の信長と秀吉が再現され、初めて高橋幸治の信長を見ることができた。

それを見て、私も高橋幸治の信長が最も信長らしいイメージを醸し出していることを認めざるを得なかった。

威厳を持って粛々と家臣と接する姿は、一般的に言って、信長像に一番近いものだった。

でもやはり、一番好きな信長は高橋英樹の信長だった。

たいがいのドラマでは信長は光秀だけに冷たくする場面が描かれているのだが、『国盗り物語』では、信長の行動原理が分かりやすく描かれており、家臣のどういう行動に対してどういう反応をするのかということが、見ている人にも手に取るように描かれていた。

秀吉と光秀が対照的に描かれていたので、分かりやすかったということもある。

最終回の1歩手前で信長が死んでしまった時、「信長のような死にそうもない男も死んでしまうのかあ」と思ったものである。

ちなみに自分が初めてドラマで本能寺の変を見たのも、これが最初であった。
 
 
》記事一覧表示

新着順:51/6471 《前のページ | 次のページ》
/6471