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シルバー仮面

 投稿者:余湖  投稿日:2020年 1月 5日(日)04時15分19秒
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  アイアンキングの前番組がこれであった。アイアンキングのところでも述べているが、宣弘社のヒーローはデザインが秀逸で、シルバー仮面も見た目はとってもカッコイイ。

役者も主演の柴俊夫(変身後も本人)、篠田三郎(ウルトラマンタロウになる前)、夏純子など、なかなかいい役者がそろっていた。

ストーリーは10話までの等身大編と11話からのジャイアント編に分けられる。

仮面ライダーが流行っていたこともあって、当初は等身大のヒーローとして始まったのだが、視聴率で苦戦したために、途中から巨大化できるようになったのである。これは視聴者の需要に応える結果となった。

ただ、ストーリー的に見ると、等身大編の方がよくできており面白かったと思う。

特に第1話と第2話とは、あの実相寺昭雄監督作品となっており、特に第2話は実相寺作品らしい仕上がりとなっている。タイトルも「地球人は宇宙の敵」であり、問題作そのものである。

第1話のタイトルは「ふるさとは地球」 これも、ウルトラマンの実相寺作品、あのジャミラの出てくる問題作「故郷は地球」に通じるものである。

タイトルバックは毎週変わっていたのだが、一番すごいのは第9話のタイトルバックである。

こんな暗いOPがあるだろうか。視聴者はいきなり、誰のだか分からない葬列のシーンを延々と見続けることになるのである。心が冷えてしまう。

https://www.youtube.com/watch?v=n_HVpfjKf0U

このOPの直後に主人公の春日兄弟がマシンガンを持って現れ、葬列の人々を全員ハチの巣にしてしまうという、ショッキングな内容であった。鬱ドラマそのものである。

第9話は戦闘シーンでも問題となった。墓地での戦いで、シルバー仮面が、卒塔婆を引っこ抜いて、ドミノ星人をめった打ちにするのである。最も罰当たりなヒーローと呼ばれる所以である。敵の宇宙人がやるならともかく、ヒーローがこれをやっちゃいかんよなあ。

https://www.youtube.com/watch?v=1gjeKTXjR88

それにしても、子供心に見ていて、首をかしげることもあった。

あれだけ探し求めていても光子力エンジンの秘密が分からなかったのに、第10話でいきなり光子力ロケットが完成した状態で出てきたこと。今までやってきたことは何だったのかと思った。

また「光子力ロケットがあれば宇宙制服すら可能だ」と散々あおってきたわりには、第11話でいきなり宇宙人に光子力ロケットが破壊されてしまう。たいしたもんじゃなかった。

そして光子力エネルギーを浴びただけで、シルバー仮面が巨大化できるようになったうえに、身体のあちこちから武器を出せるようになったことなどなど。とても納得できるようなものではなかった。

子供をなめるなよ、と思ったものである。

それでもシルバー仮面は好きだったなあ。
 
 
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